ゲーム

GhostWire: Tokyo トロフィーコンプリート!!

今日(執筆時2025年3月25日)GhostWire: Tokyo トロフィーコンプリート記念!!

GhostWire: Tokyoは発売時からずーっと欲しかったTango Gameworksさん開発のゲーム。Tango Gameworksさんはサイコブレイク1、2を作ったところです。残念ながら、2024年5月に閉鎖してしまっています。

Tango Gameworksの社長だった三上真司さん。調べてみると、デビルメイクライ1やビューティフルジョー1など、以前にもボクに刺さったゲームを作っていた方のようで、ボクは今「あぁ、今後はこの人のゲームチェックしよう・・・」となっています。

ゲームのあらすじ

般若という男のせいで、霧につつまれた渋谷が舞台。

主人公の伊月暁人いづきあきとはバイクで入院中の妹、麻里まりの元へ向かう途中事故ってしまう。

般若と戦い霊になってしまったKKは、暁人の体に取り憑いて戦いを続けようとする。

しかし、暁人はまだ生きており、体を奪い合ってKKと争い始めてしまう。

そんな二心一体の二人のところに異形の怪異マレビトが現れ、麻里の元へ駆けつけたい暁人と暁人の体を使いたいKKは、この場を切り抜ける為に共闘を始める。

ストーリー感想

この暁人もKKも、ヒーローのような善人ではないのがとても好き。

暁人は型にはまった正義感くらいはある普通の青年で、ちょっと甘えたところが抜けきらない感じ。

対してKKは素直に正義の見方と言えないような経験を経て、捻くれてしまった昭和のおやじ。

二人のバディものとしてみても、キャラクターが立っていてすばらしい。

そういえば、デビルメイクライのダンテもそうだったような。

重苦しいくらいのシリアスな状況では、軽口叩かなきゃ人間耐えられないとボクは思っている。少しでも空気を軽く、リラックスをしなきゃ死ぬような環境では特に。

緊張で体が動かせずに死んだらそれこそジョークでしょ。

そんなことを思っているからか、KKの皮肉やジョークが暁人に嫌がられてるのがとても心地よい。

戦場に生きていたKKと大変な状況でも平和に生きてきた暁人の対比って感じで面白い。

暁人も順風満帆な人生ってわけじゃないんだけどね。

追い詰められた状況こそ無理やり笑うと力が湧くよ。ほんとに。

ストーリーっていうかキャラの感想だな。

ストーリーは王道なバディもの。ストーリーだけだとちょっと物足りない人もいるかもしれない。サブクエ込みでやりごたえ感じる。

やっぱ王道いいよね!

ホラー要素はそこまで多くないので、怖い思いをしたい人は追加要素の学校がメインになるかも。

それでもたいしたことないかな?

ホラーよりオカルトな世界で暴れたい人に向いてるゲームだと思う。

ボクがそうだからw

プレイの感想

超美麗渋谷街!
ただ、美麗すぎてゲームが重い。
発売当時はPCスペックが足りなくて、買うの諦めたんだよなぁ。

エーテルを風・水・火の弾として飛ばし、天狗を掴んでビルの上まで飛び上がったり、空中をグラインドしたりとアクション多め。

敵はスレンダーマンや口裂け女ぽかったり、マグリットの絵画っぽかったり、花子さんとテケテケが融合していたりと、異形だけどどこかで見たことがあるような感じ。
個人的にとてもよい。好き。

難易度は低め。最初こそ術が少なく苦戦するけれど、成長してくればどうにかなる。

今回ボクは最初からHARDでやったけれど、詰むような難しさはなかったと思う。

心地よい難易度でした。

KKは陰陽師? 魔法使い? 修験者? 道教?

KKはエーテル適応者として風の弾丸や水の刃を飛ばしたり、炎を爆発させたりと超常の力を使うんだけど、印を組むせいかどうも陰陽師のイメージで語られることが多いみたい。

でも、陰陽道なら五行でしょ? 土金火水木。風はない。

エーテルなら四元素とか元になった四大とか。地水火風(空気)。西洋魔術の世界や錬金術の世界。
エーテル自体がアリストテレスが4元素に追加した元素だし。
そうなると魔法使いの方が近い存在なんだよね。

まぁ、そうなると土や地がないのはどうしてかって疑問が残るんだけど。

あと、印を組むのは密教。つまり仏教だね。
密教には三密という、仏陀の行動(身密)、言葉(口密)、考え方(意密)を真似ていれば、いずれ悟って仏になれるって考え方があって、印はその中の身密になる。

そして、密教と日本の山岳信仰が合わさったと言われるのが修験道。
修験道をいく修験者なら印を組む。

ただ密教の口密や修験道のマントラや真言をKKは言わない。

あと陰陽道の呪術は、陰陽寮ができる前にあった呪禁道由来で、その元は道教って言われている。
道教は昔懐かしいキョンシーに出てきた道士。
KKは御札使うよね。

ゲームだから都合のいいオカルト用語持ってきたのかもしれないし、どこかの宗教と同じだとなんだかんだクレームになる可能性もあるからそれを避けたのかもしれない。
謎ってことが波風立たなくていいのかも。

エドの公衆電話を改造した魂転送装置とか未知のテクノロジーいっぱいで、サイバーパンク好きなボクとしてもエーテル適合者のKKってことでいいのかもしれない。

動画の再生リスト

全三五回。大体一回三時間。計一二七時間くらい。大ボリューム。

トロフィーコンプリートとか初めてじゃないかな?

こんな大変なのかってのと、こんな達成感あるのかってので、すごい充実感に浸りながらこの記事を書いてる。

蜘蛛の糸なんて三〇階層までたどり着けるのか不安だったし、ノーダメクリアなんて無理だと思ってたけど、なんとかなるもんだね。

最期まで挫けずに済んだのは、見てくれた視聴者さんのコメントや上がっていく再生数。

きっとライブに来れないときもアーカイブで見てくれたんだなって思ってる。

三時間は長いし、飛ばし飛ばしかもしれないけど、それでも嬉しい。

ライブも音声の強弱とか安定しなくて、結構ミスもあるけど後半は落ち着いて、技術レベルも配信したおかげであがったかなって思ってる。

再生リストにまとめたのでぜひ見て欲しい。

ここまで楽しんだゲームも久しぶり。

素晴らしいゲームに感謝。

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