はじめに
※:この記事は【CLIP STUDIO PAINT EX(64bit) Ver1.9.3】を使用して説明しています。
どうも井神です。
アニメを作っていて「レイヤーをベクターにしたい」とか、「線画と色を分けたい」、「下書きしたい」など、レイヤーを分けたいことがあると思います。
今回、フォルダを使ったレイヤー分けのやり方を覚えたのでご紹介します。
これからアニメを描き始めるという方は、まず、こちらの記事を先に見てください。
CLIP STUDIO PAINTで始めるアニメーション!
CLIP STUDIOでアニメ作る機能を発見! どうも井神です。 クリペにアニメを描ける機能があるなんて知らんかった! とりあえずやってみて、出来あがったのがこちら。 うん、こころは満足! せっかく覚えたので、CLIP STUDIOを使ったアニメの始め方を紹介します! アニメの始め方 ファイル(F)→新規(N) 丸をつけた赤っぽいアイコンをクリックするとアニメ用の画面になります。 そのまま【OK】をクリック。 続いて編集用のタイムラインを表示。 ウインドウ(W)をクリックしてずーっと下のほう、タイムライン(X)をクリック。 出てきた画面の下の方にあるのがタイムライン。 タイムラインのアイコンについて。 新規アニメーションセルを押すとセルが追加され数字が連番で付きます。 【オニオンスキンを有効化】のアイコンを押すと、描いてるセルの前と後のセルが表示されます。 ここまで来たらあとは新しいセルを追加して、前の絵を参考にしながらどんどんがしがし描いていきます! 最後にファイル(F)→アニメーション書き出し→アニメーションGIFで書き出し。 他にもムービーで[続]>
フォルダをセルとして作成
- 目的のレイヤーの上にフォルダを作成します。
- フォルダに目的のレイヤーを入れます。
- フォルダ名をセル名と同じにします。
出来上がるとこんな感じ。
タイムラインはセル名で管理されているため、フォルダをセル名と同じにすれば、タイムラインにちゃんと反映されます。
これでフォルダ内に下書き・線画・色など、レイヤーを分けても1枚のセルとして扱えます。
セル名の整理
セルを増やしたり減らしたりすると、セルの名称が「4a」などと作成されてしまいます。
そういったセル名称を連番にする方法です。
まずはレイヤーを全部選択します。
複数選択する場合はPCだと「Ctrl」キーを押しながら、マウスでクリックすると可能です。
アニメーション(A)→トラック編集(E)→レイヤーの順番で正規化(Y)をクリックすると、レイヤーとセルが両方とも連番に変わります。
途中出力
昨日書いたアニメを清書しています。
その過程で、途中までをアニメGIFで出力する方法がわかったのでおまけで紹介。
画像の青いラインがアニメの終わりを指定しています。
青いラインの上の方、太くなっている部分がマウスでドラッグできるので、このラインを終わりにあわせれば、そこまでをアニメGifやムービ―の出力範囲とすることができます。
画像のタイムラインのとおりしゃがむところまで出力されたアニメがこちら。
意外と便利。