CLIP STUDIO でアニメ講座【フレームレート】

はじめに

※:この記事は【CLIP STUDIO PAINT EX(64bit) Ver1.9.3】を使用して説明しています。

 

 どうも井神です。

 せっせとアニメの勉強をしています。

 勉強して覚えたことを、せっかくなのでシェアしていこうと思います。

 ここを見たあなたも一緒にアニメ描こう!

 

 これから始めるという方は、まず、こちらの記事を先に見てください。

CLIP STUDIO PAINTで始めるアニメーション!
CLIP STUDIOでアニメ作る機能を発見!  どうも井神です。  クリペにアニメを描ける機能があるなんて知らんかった!  とりあえずやってみて、出来あがったのがこちら。    うん、こころは満足!  せっかく覚えたので、CLIP STUDIOを使ったアニメの始め方を紹介します! アニメの始め方  ファイル(F)→新規(N)  丸をつけた赤っぽいアイコンをクリックするとアニメ用の画面になります。  そのまま【OK】をクリック。  続いて編集用のタイムラインを表示。  ウインドウ(W)をクリックしてずーっと下のほう、タイムライン(X)をクリック。  出てきた画面の下の方にあるのがタイムライン。  タイムラインのアイコンについて。  新規アニメーションセルを押すとセルが追加され数字が連番で付きます。  【オニオンスキンを有効化】のアイコンを押すと、描いてるセルの前と後のセルが表示されます。  ここまで来たらあとは新しいセルを追加して、前の絵を参考にしながらどんどんがしがし描いていきます!  最後にファイル(F)→アニメーション書き出し→アニメーションGIFで書き出し。  他にもムービーで[続]>

 

フレームレートについて

 フレームレートとは一秒間に表示される絵の枚数です。

 fps(frames per secondフレーム・パー・セカンド)といいます。

 日本のアニメではだいたい24fpsですね。

 映画も24fps。

 テレビは30fpsだけどインタレースというまたちょっと違った点があります。

 ゲームだと60fpsとかそれ以上が結構当たり前ですが、そんなに描けないですからね。

 

 その中でもさらにフルアニメ、2コマ打ち、3コマ打ちという作り方の違いがあります。

 24fpsのアニメを例にします。

 フルアニメーションは24枚全部が動いています。

 2コマ打ちは2コマ同じ絵が入っています。実質12fps。

 3コマ打ちは3コマ同じ絵が入っています。実質8fps。

 

 調べたところ日本のアニメは3コマ打ちのようです。

 日本で最初にアニメを手掛けた手塚治虫さんが、低価格でアニメを作る為にこの方法を採用しました。

 

設定方法

 では早速24fpsでアニメを作ってみましょう。

 まずは準備です。

 ファイル(F)→新規(N)をクリック。

 アニメ用の赤いアイコンをクリックするとこの画面になります。

 赤枠がフレームレートの設定箇所。

 この講座では24fpsで設定します。

 

 

 24fpsでざくざく描いていきます。

 

 

 1枚の絵が3コマに渡っているのがわかりますでしょうか。

 数カ所ずれていますが、これは動きを見て変えています。

 そうして出来上がったのがこれです。

 どうでしょう。

 まだカクカクしていますが、違和感が少なくなった気がします。

 以前のアニメよりずっと良くなりました。

 絵が拙いのはなれるまで勘弁してくださいね。

 

 

おまけ 8fpsで出力してみた

 試しに8fpsで出力してみました。

 先程、3コマ打ちだと実質8fpsと説明しました。

 しかし、なんとなく納得できないので実験!

 見た感じ24fpsと同じに見えます。(当たり前)

 出力でちょっと変わるかと思ったのですが、そんなことはなかった。

 

 タイムラインはこんな感じになります。

 

 

 一コマの中に絵が一枚ですね。

 ずれているのは動きの違和感をなくすためです。

 24fpsのときとまったく同じです。

 

 一応、出力したアニメgifのファイルサイズが変わりました。

 24fpsの方がファイルが137 KB (140,892 バイト)

 8fpsの方がファイルが137 KB (140,338 バイト)

 と8fpsの方がわずかに軽くなりました。

 これは1秒くらいのアニメではたいしたことないですが、長くなったら違いが出るのでしょうか。

 いつか長いアニメを描いて比べたいと思います。

 

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